特定建築物定期調査の調査項目一覧|敷地・構造・防火・避難のチェック

「特定建築物定期調査では具体的に何を調べるのか事前に知っておきたい」「調査当日、何を確認されるのか把握しておきたい」——横浜市・川崎市・東京都で建物を所有・管理されている方から、このようなご相談をよくいただきます。本記事では、特定建築物定期調査の主な調査項目を、敷地・構造・防火・避難の観点から専門業者の立場で一覧解説します。
結論:調査項目は大きく「敷地」「構造・仕上げ」「防火」「避難」の4分野
結論として、特定建築物定期調査の調査項目は、大きく分けて敷地・構造や仕上げ材の劣化状況・防火区画や防火設備の状態・避難経路の安全性という4つの分野で構成されます。それぞれの分野で細かなチェック項目が設けられており、目視や打診調査などの方法で確認が行われます。以下で分野ごとの主な項目をご紹介します。
敷地に関する調査項目
敷地の調査では、屋外通路の状態、擁壁やブロック塀の劣化・損傷、消防車両の進入路の確保状況などが確認されます。特に古い建物では、経年による塀の傾きやひび割れが指摘されるケースが多く見られます。
構造・仕上げ材に関する調査項目
構造・仕上げに関する調査では、外壁タイルやモルタルの浮き・剥落の有無、屋上防水の劣化状況、開口部(窓・サッシ)の状態などが確認されます。外壁タイルの浮きは打診調査や赤外線調査によって確認されることがあり、剥落の危険がある場合は是正工事が必要になる場合があります。
防火に関する調査項目
防火に関する調査では、防火区画(防火戸・シャッターなど)が適切に機能するか、防火区画に用途上やむを得ない開口部の処理がされているか、内装制限(不燃材料の使用状況)が守られているかなどが確認されます。防火設備そのものの作動確認は防火設備定期検査で別途行われますが、特定建築物定期調査でも区画の状態が確認対象となります。
避難に関する調査項目
避難に関する調査では、廊下・階段・バルコニーなどの避難経路に物品が置かれていないか(避難障害の有無)、避難経路の幅員が確保されているか、非常用照明が適切に設置・点灯するかなどが確認されます。共用廊下への私物の放置は特に指摘されやすいポイントであり、マンションなどでは入居者への周知が是正の第一歩になることもあります。
調査で不備が見つかった場合の流れ
調査の結果、不備が見つかった場合は、報告書に指摘事項として記載され、特定行政庁へ提出されます。軽微なものであれば是正の実施と是正報告書の提出、大がかりな是正工事が必要な場合は工事計画の立案から進めていくのが一般的な流れです。当社では、調査で見つかった不備箇所について、是正工事のご提案から工事の実施、是正報告書の提出まで一貫して対応しております。
横浜市・川崎市・東京都での対応実績
当社は横浜市・川崎市・東京都で、敷地・構造・防火・避難の各分野にわたる調査を、マンション・オフィスビル・商業施設・福祉施設など幅広い用途の建物で実施してまいりました。調査項目ごとの専門知識をもとに、見落としのない調査と、不備発見時の的確な是正提案を行っております。詳しくは特定建築物定期調査とは?対象建物・調査内容・報告時期もあわせてご覧ください。
まずはお気軽にご相談ください
調査項目について詳しく知りたい、自分の建物ではどの項目が該当するか確認したいという場合でも構いません。横浜市・川崎市・東京都の建物について、丁寧にご案内いたします。


















